売却コラム
空き家対策に有効!知っておきたい家族信託の概要やメリットとは?
売却コラム
2023.08.26
昨今の相続では、使い道のない空き家が遺産になって困るケースがよく見られます。
少しでも相続の手間を減らせるよう、有効な空き家対策がないかを事前に調べておくと良いでしょう。
今回は、空き家ができる原因に触れたのち、空き家対策に使える家族信託とはどのような制度か、そのメリットは何かを解説します。
空き家ができる原因とは?家族信託とあわせて知りたい基本
近年、空き家が増えている背景には、高齢者世帯の増加があります。
少子高齢化や核家族化が進んだ結果、子どもの独立後に高齢となった親だけが暮らしている家が増えているのです。
やがて親が亡くなって相続が起きた際、子どもはすでに自宅を持っていることが少なくありません。
親の自宅をもらっても、使い道がないために誰も引き取りを希望せず、親の家が空き家として残ってしまうケースが多いのです。
相続の発生前に親の自宅を処分できると良いのですが、近年では親が認知症になり、売却手続きが難しくなることも多々あります。
親の自宅を売るに売れなくなった結果として、空き家が残る事例も珍しくありません。
空き家対策に役立つ家族信託とはどのような制度?
家族信託とは、自分の財産の管理を家族に託し、家族側で財産を扱えるようにする制度です。
本来は持ち主でないとできない家の売却も家族側でおこなえるようになり、不要な空き家を早めに手放せます。
家族信託を利用するときには、財産の管理を託す「委託者」、財産の管理を持ち主に代わっておこなう「受託者」、財産による利益を受け取る「受益者」をそれぞれ設定します。
空き家対策のために家族信託を使うなら、家の持ち主を委託者と受益者に、家の持ち主の家族を受託者にするのが一般的です。
家族信託により空き家対策をおこなうメリット
家族信託を利用すると、管理を任された方は自分の判断で財産を売却できます。
空き家の売却にあたっても家庭裁判所の許可が不要など、空き家を家族側で処分するハードルが低く、使い道のない住宅の相続で悩まされにくくなるでしょう。
また、家族信託では数世代先までの財産承継を指定できるため、対象の家が誰にも引き取られずに荒れていく事態も比較的避けられます。
さらに、親を委託者と受益者、子を受託者とする形で親の自宅の管理を任せると、贈与税も発生しません。
税金をうまく避けながら空き家対策ができ、家族側の負担も軽めです。

まとめ
空き家ができる原因には、相続財産となった家の引き取り手が現れないことなどが挙げられます。
家族信託を使えば自宅の管理を家族に任せられ、必要に応じて売却もできるようになります。
使い道のない空き家の相続で悩まされにくくなるなどのメリットがあるため、必要に応じて活用してみてください。
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