売却コラム
実家を相続する際に起こる兄弟間のトラブル例と対処方法を解説!
売却コラム
2023.08.26
仲の良い親族同士でも、相続問題におけるトラブルに発展することは少なくありません。
そのような事態を回避するためには、被相続人が元気なうちから事前に対策することが重要です。
そこで今回は、実家を相続する際に起こる兄弟間のトラブル例と予防方法を解説します。
実家を相続する際に起こる兄弟間のトラブル例とは?
兄弟間で起こりやすい相続トラブル例を2つご紹介します。
例①兄弟それぞれの相続額が異なる
相続トラブルを防ぐために用意していた遺言が原因で、かえって揉め事が大きくなってしまうことも考えられます。
たとえば、父親の遺言書の中に「財産はすべて次男に相続させる」という旨の記載があったケースです。
次男は当然ながら父親の遺言書どおりにすべての財産を相続したいと主張しましたが、他の兄弟は次男だけが優遇される理由がわからないと反論しました。
しかし法律上では、亡くなった方の相続人に当たる兄弟は遺言書の内容に関わらず一定の割合の相続ができる「遺留分」という権利を持っています。
結果として次男は他の兄弟からこの遺留分を請求され、財産を分配せざるを得ない状況になりました。
例②遺産総額のうち不動産の割合が高い
遺産総額のうち不動産の割合が高い場合、現金として兄弟に平等に分配することが難しいため、トラブルに発展する可能性があるでしょう。
たとえば遺産の内訳が土地2,000万円、現金が200万円であったケースです。
その土地には長男が自らが名義人となっている住宅が建っており、そこで父と一緒に生活していたため、長男は自分が単独で土地を相続すると主張しました。
しかし残された資産は現金200万円であるため、長男と他兄弟では明らかに不平等が生じてしまいます。
結果として長男は父親の所有していた土地を相続登記してから現金化し、他の兄弟へと分割しました。
実家の相続において兄弟間で起こるトラブルの解決策と予防方法とは?
実際に相続トラブルに発展してしまった場合は、弁護士に相談することをおすすめします。
直接の話し合いで解決できれば最善ですが、感情のもつれなどからなかなか解決しないのであれば、どこかのタイミングで見切りをつけるしかありません。
弁護士を通して交渉をおこなうことで相手と直接話し合うことはなくなるため、精神的な負担は少なくなります。
また、トラブルを予防するためには事前に遺言書を作成することが効果的でしょう。
ただしあまりにも不公平な内容であればかえってトラブルを招く可能性があるため、最低限遺留分を侵害しないような内容にしておく必要があります。
親族間で日ごろから密接にコミュニケーションを取ることも大切です。
遺産の分割がどんな内容であっても相続人同士が納得さえすれば何の問題もないので、被相続人が元気なうちから積極的に話し合いをおこなうのが良いでしょう。

まとめ
今回は、実家を相続する際に起こる兄弟間のトラブル例と予防方法をご紹介しました。
実際にトラブルに発展すると解決までに多大な労力を要するため、遺言書の作成や日ごろのコミュニケーションを徹底するなどしてリスクを減らしましょう。
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