売却コラム
不動産売却時におこなうインスペクションとは?目的や費用について解説!
売却コラム
2023.08.26
中古不動産の売却において、最近注目されているインスペクション。
言葉は聞いたことがあっても、なにを意味するのか、またどれくらい費用がかかるのかなど、詳しいことはよくわからないという方も多いでしょう。
そこで今回は、不動産の売却を検討している方に向けて、不動産売却時のインスペクションについて解説します。
不動産を売却する際におこなうインスペクションとは?
インスペクションとは、英語表記で「inspection」。
「検査・視察・点検」といった意味を表す単語です。
不動産売却時におこなうインスペクションとは、既存住宅の劣化の状態や欠陥を専門家が調査する、いわば「住宅診断」です。
調査の対象は、基礎・土台・柱・梁・外壁などの「構造耐力上主要な部分」と、天井・屋根などの「雨水の浸入を防止する部分」で、住宅のすべてを診断するわけではありません。
また、既存住宅とは、建築されてから1年を経過している、または人が住んだことがある中古住宅のことで、事務所や店舗として利用しているものは対象外です。
調査は、対象を破壊せずに、原則として目視や計測でおこなわれます。
不動産を売却する際にインスペクションをおこなう目的とは?
そもそも、インスペクションは、良質な中古住宅の流通を活発にすることによって、空き家問題を解消する施策の一つです。
中古住宅の売買については、価格や品質などに不安を抱く方がいらっしゃるでしょう。
そのような不安を取り除くために、中古住宅の取引時点の物件の状態・品質を把握し、安心して売買することが、インスペクションの目的です。
2018年4月1日に改正された「宅地建物取引業法」では、売買を仲介する宅地建物取引業者に対して、インスペクションに関する「説明」を義務化しています。
さらに、2020年4月の民法改正で新設された「契約不適合責任」よって、売主に対する責任が重くなったため、契約の解除や損害賠償が増える可能性があるでしょう。
不動産を売却する際のインスペクションにかかる費用は?
最後に、気になる費用の相場をお伝えします。
まず、「構造」と「雨漏り」だけを調査する場合、基本料金として約4万円から6万円、報告書作成費用として約1万円が相場です。
報告書作成費用は、業者によって基本料金に含まれている場合があるので、依頼する際に確認してください。
また、「床下」や「屋根裏」も調査してほしい場合は、オプション料金として、それぞれに約1万5,000円から3万5,000円を目安に考えると良いでしょう。

まとめ
今回は、不動産を売却する際のインスペクションとはなにか、またおこなう目的やかかる費用について解説しました。
売主にとっては契約不適合責任のリスクを回避するメリットがありますし、買主にとっては安心材料になります。
安心して取引するためにも、ぜひインスペクションをご検討ください。
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